ボットネットやイニシャル・アクセス・ブローカーは、エンタープライズに重大なリスクをもたらします

マルチステージ攻撃では、C2 通信が、攻撃者からのコマンドの送受信や次の段階のマルウェアのダウンロードを行うことで、攻撃を先に進める上で重要な役割を果たしています。Akamai の DNS ソリューションを使用すると、攻撃の「高速道路」である DNS を通過する悪性 C2 トラフィックを分析できるようになります。ここでは、今日のエンタープライズや家庭ユーザーを脅かす最も重要な脅威を明らかにしています。脅威には次のようなものが挙げられます。
- イニシャル・アクセス・ブローカーは、システムの侵害とそのアクセス権を販売することに重点を置いています。これは大規模なランサムウェアグループと関わりを持っているため、エンタープライズにとって大きなリスクとなります。
- 情報窃取ボットネットは、ネットワークに接続されたストレージデバイスを標的にしています。ここには機微な情報が保管されており、ビジネスのバックアップとしても働きます。
- ボットネットは、Android フォン、IoT デバイス、IoT システムなどの家庭ユーザーのデバイスを標的にして、ゾンビデバイスのネットワークの一部になります。