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Cloudlet

堅牢でセルフサービス可能なアプリで簡単に Web 体験を強化

Akamai Connected Cloud のエッジでアプリロジックを使用して複雑さに対処

Cloudlet は付加価値アプリケーションのようなものです。Akamai デリバリーソリューションの拡張機能であり、ビジネスや運用上の特定の問題を解決するための個別の機能を追加します。Cloudlet は Akamai Connected Cloud のエッジで実行されます。そうすることで、ビジネスロジックをエンドユーザーの近くに配置し、独自の Web 体験に基づいてそのプラットフォームから必要なものを使用できるようにします。Cloudlet はセルフプロビジョニングとセルフ設定が可能で、使いやすいユーザーインターフェースと API を備えています。Akamai は 11 種類の Cloudlet を提供しており、それらは負荷分散、API 優先順位付け、オーディエンスセグメンテーションなどのさまざまな作業を行います。

プロビジョニング

プロビジョニング

各 Cloudlet は Akamai Marketplace を通じて個別に購入し、Property Manager によってプロビジョニングされます。

設定

設定

Cloudlet の設計および設定は、使いやすいインターフェースまたは付属の Cloudlet API を介して実行します。

自動検知

自動検知

ユーザー要求は最適なエッジサーバーにルーティングされ、そのエッジサーバーが作成済みのポリシーを取得し、メタデータロジックを実行し、応答を返します。

管理

管理

さまざまな権限レベルがあり、カスタムポリシーとポリシーバージョンを簡単に管理できます。

ユーザーのデジタル体験に大きなインパクトを

エッジで実行できるアプリケーションロジック

負荷分散のような一般的なユースケースでは、エンドユーザー付近でアプリケーションロジックを実行します。

大規模な拡張とオフロードを実現

リダイレクトおよび URL の書き換えにより、ブランドを反映した待合室やオフロード処理を実現します。

ニーズを満たす詳細なトラフィック制御

アプリの負荷分散、トラフィック移行の制御、ポリシーに基づくトラフィックのセグメント化を提供。

一般的なユースケースのユーザー体験を強化


よくあるご質問(FAQ)

Akamai は次の Cloudlet を提供しています。

  • API Prioritization:需要の多い状況でどのアプリケーションリソースの呼び出し(JSON や XML など)が優先され、オリジンに送信されるかを指定できます。
  • App Load Balancer:負荷フィードバックを送信することなく、物理、仮想、クラウドホスティングのオリジン全体で、インテリジェントでスケーラブルなトラフィック管理を実現します。カスタム・ルーティング・ポリシーと一貫した訪問者セッション動作を維持しながら、負荷の状況を自動的に検知し、最適なデータソースにトラフィックをルーティングできます。
  • Audience Segmentation:パフォーマンスを低下させることなく、簡単なトラフィックセグメンテーションと持続性を提供します。これは多くの場合、A/B テストや多変量テストに役立ちます。この Cloudlet は、ユーザーに Cookie 値を割り当てることにより、Akamai エッジで安定したテスト集団を作成します。
  • Edge Redirector:IT ユーザーやマーケティングユーザーが大量のリダイレクトをより効率的に管理できるよう支援します。Akamai エッジでリダイレクトされるため、オリジンへのラウンドトリップ回数を減らし、オリジンインフラにおけるヒット数を軽減できます。
  • Forward Rewrite:インバウンドの要求情報に基づき、動的に生成されたページについて、人間が読める URL や検索エンジン最適化(SEO)対応 URL の作成を支援します。
  • Input Validation:Web フォームを強化し、総当たり攻撃やふるまい攻撃による悪用や独占から保護できるよう支援します。そのために、受信リクエストのフォームフィールドと値を検証します。さらに、この Cloudlet は、ユーザーごとの有効なフォーム送信回数と無効な試行回数を制限する機能を提供します。制限に達すると、追加の要求は拒否され(403)、カスタムの「ペナルティボックス」にリダイレクトされます(302)。
  • Phased Release:本番環境へのコード変更のロールアウトを容易にします。この Cloudlet を使用すると、一部の訪問者を新しい体験や展開に移行しながら、問題が発生した場合にすぐにロールバックする柔軟性を維持できます。
  • Request Control:受信リクエストに関連付けられている IP や地域に基づいて許可リストと拒否リストを定義および管理することで、Web サイトやアプリケーションへの条件付きアクセスを提供できます。
  • Virtual Waiting Room:オリジンが設定されたキャパシティ制限に達した場合に訪問者を仮想ウェイティングルームに置くことで、需要の多い状況で動的アプリケーションの事業継続性を維持します。この Cloudlet は、トラフィック量がピークに達してオリジンがトランザクション(ショッピングカートのチェックアウト、寄付ページ、サービス/アプリケーションの申し込み、登録フォームへの入力など)を処理しなければならない場合に、フロントエンドの「緩衝装置」として機能します。 
  • Visitor Prioritization:ウェイティングルームとオリジンへのエントリーに、確率と割合に基づいた優先順位付けを使用します。Virtual Waiting Room と Visitor Prioritization を比較し、これら 2 つの Cloudlet の違いを把握することで、ビジネス要件を最も適切に満たすウェイティングルーム Cloudlet を選択できます。

Cloudlet ポリシーとそのすべてのバージョンを単一のプロパティまたは複数のプロパティに関連付けることができます。

Cloudlet を使用することで、構成へのさまざまなレベルのアクセスを各ユーザーに提供できます。各 Cloudlet に、閲覧者、編集者、管理者の権限設定があります。一部の Cloudlet ではカスタム権限が提供されています。

Cloudlet と連携する製品

Ion

ウェブサイトやアプリについて、高速、魅力的で安定したユーザー体験を実現します。

API Acceleration

API のパフォーマンスと信頼性を大幅に向上させます。

Adaptive Media Delivery

高いクオリティのオンライン動画を、一貫して大規模かつ安全に提供。

Quote Industry details

Akamai を導入したことで、サイトのパフォーマンスが大幅に向上しました。その結果、配信速度がきわめて重要な業界において、競争力を高めることができました。

Shailendra Kalelkar 氏、Digital Business Head、Business Standard

Cloudlet のユースケース

Cloudlet で解決できる一般的な課題をいくつか紹介します。

ユーザー体験の向上

ユーザー体験の向上

Akamai は、Akamai ソリューションを使用してユーザー体験をさらに改善するために役立つ Cloudlet をいくつか提供しています。Visitor Prioritization と Virtual Waiting Room を使用することで、トラフィック量がピークに達した場合や過剰である場合における訪問者の固有のジャーニーを作成できます。API Prioritization では、一部のセグメントに API トラフィックを配信しながら、他のセグメントには Akamai NetStorage から代わりの静的体験を配信することを選択できます。Forward Rewrite では、Akamai エッジでリクエストを書き換えることで、クリーン URL またはセマンティック URL を提供できます。

制御の強化とコストの削減

制御の強化とコストの削減

Akamai が提供している多くの Cloudlet を利用して、Akamai ソリューションを使用するサイト/アプリケーションをより詳細に制御することができます。App Load Balancer を使用することで、高レベルの可用性を実現し、クラウドインフラと物理インフラを効率的にスケーリングしながら、ルーティングルールをカスタマイズし、Web アプリケーショントラフィックのセッションのふるまいを制御できます。Request Control を使用すると、オリジンから条件なしトラフィックをオフロードし、サイトがエッジで応答するリクエストを制御することで、条件付きのビジターアクセスを提供できます。また、Phased Release は、高速ロールバック機能によって本番環境へのコード変更のロールアウトを容易にするように設計されています。

エッジへのビジネスロジックのオフロード

エッジへのビジネスロジックのオフロード

Akamai Connected Cloud に事前に組み込まれ、制御可能なポリシーマネージャーを備えているアプリを使用して、ビジネスロジックをエッジにオフロードすることで、重要な課題を簡単に解決しながら、カスタム開発のコスト、メンテナンスコスト、追加インフラのコストを回避できます。

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