Akamai Managed Service for API Security のご紹介

API は、今日のデジタルエコシステムにおけるアプリケーション、システム、ユーザー間のシームレスなインタラクションを可能にします。企業間サービスの統合、強化されたデジタル体験の提供、生成 AI アプリケーションなどの最先端テクノロジーの運用など、重要なユースケースを支えています。しかし、API への依存度が高まるにつれ、 アタックサーフェスも大幅に拡大し、サイバー犯罪者にとって標的としての魅力は増すばかりです。

組織は、API のセキュリティを確保する上で、解決困難な課題に直面しています。サイバーセキュリティに関わる人材の不足により、一部のチームでは API 特有の脅威を効果的に監視し、防御することができません。さらに、API セキュリティにおけるスキルギャップにより、実務担当者の多くには 脆弱性 を特定したり、インシデントにリアルタイムで対応したりするための専門知識が不足しています。 

これらの問題をさらに複雑にしているのが、API 関連のセキュリティイベントの調査と解決の複雑さです。これには、多くの場合、深い専門知識と膨大なリソースが必要となります。

API セキュリティ対策が万全でなければ、企業は 機微な情報が漏洩するリスク、重要なサービスの混乱、顧客からの信頼の低下といったリスクにさらされます。API がイノベーションの推進とビジネスの成長に重要な役割を果たし続ける限り、そのセキュリティを確保することは単なる技術的な課題ではなく、ビジネスに不可欠な優先課題なのです。

Akamai Managed Service for API Security は、お客様の Security Operations Command Center の拡張機能として動作することで、これらの課題に対処できるように設計されています。バックアップは Akamai の Security Operations Command Center（SOCC）が担当し、この MDR ソリューションは以下を提供します。

• 予防的監視。高度な異常検知機能により、悪性の、またはリスクの高い API アクティビティを特定し、早期の介入を可能にします。

• インシデントレスポンス。API セキュリティのトレーニングを受けたアナリストがセキュリティイベントを調査し、緩和策や実行可能な推奨策、根本原因の解決策を提供します。

• スケーラブルな保護。Akamai SOCC に 24 時間 365 日アクセスできるため、脅威を効果的かつ効率的に緩和するのに必要なツールと専門知識を得ることができます。

チームの能力を強化したい場合でも、組織の API セキュリティの管理を完全にアウトソーシングする場合でも、Akamai Managed Service for API Security なら、社内リソースをイノベーションに注力させながら、攻撃者の一歩先を行くことができます。

Akamai Managed Service for API Security には、以下のような利点があります。

• 進化するニーズに合わせてカスタマイズされた包括的な API 保護 — 単一のマネージドサービスがより広範なセキュリティ戦略と統合され、システムやデータへのリスクを最小限に抑制

• エキスパートによるセキュリティ管理 — Akamai のグローバル SOCC が高度な脅威インテリジェンスとプロアクティブなインシデント管理を提供

• スケーラブルなセキュリティ運用 — APIセキュリティのエキスパートがチームに参加してチームの専門知識を拡充し、防御能力を強化

• インシデント解決の高速化 — 24 時間 365 日の監視により、検知、調査、緩和プロセスを合理化（緩和は Akamai のプラットフォーム上のトラフィックのみに適用）