Akamai のProlexic DDOS サービスにおける影響に関する最新情報 (ステータス: 解決済)
※ 本記事はこちらの英文ブログ記事を翻訳しております。
UTC (世界協定時) 6月17日(木)午前4時20分 (日本時間同日13時20分) を起点として、弊社 Akamai が提供する Prolexic DDoS サービスの 1 つ 「Routed 3.0」 において、障害が発生いたしました。この問題を Akamaiは直ちに検知し、影響を受けたお客様は数秒以内にエラーアラートを受信されました。今回の問題の影響は、Routed サービスのバージョン 3.0 を使用している Akamai のお客様に限定されていました。
当該サービスをご利用になっているお客様約 500 社の多くでは、自動的にリルートが行われ、数分以内にオペレーションが復元されました。他のお客様の大半も、その後まもなく手動にてリルートが行われました。
この問題は、システムの更新やサイバー攻撃によって引き起こされたものではございません。この特定のサービスで使われていたルーティングテーブルの値が誤って超過したために起きたものです。その影響として予期せぬサービスの中断が発生しました。
UTC 6月17日(木)の午前 8 時 47 分までにサービスを復元し、お客様はその時点で当該サービスにルーティングを戻すプロセスを開始されました。
弊社はこの問題の重大さを再認識し、改めまして、お客様ならびに影響を受けられたエンドユーザーの皆様に、深くお詫び申し上げます。
この問題の再発を防止するための対策を行っています。さらに、今後はすべてのAkamaiのお客様において確実に自動でリルーティングが行われる設定となるよう対応を進めていく予定です。