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クラウドを使用して、企業が位置情報データを活用できるよう支援

Stadia Maps は、Akamai のクラウドコンピューティング・サービスを使用して、お客様が暮らしやすくなるよう尽力しています。

Linode(現 Akamai)が、宣伝どおりのパフォーマンス、優れたサポート体験、世界全体をカバーするのに必要な帯域幅を Stadia Maps に提供してくれると信じていました。しかも、お得な価格で提供してくれました。

Stadia Maps、共同創立者、Luke Seelenbinder 氏

2016 年、Luke Seelenbinder 氏と Ian Wagner 氏はコスト効率の高いオンライン地図ソリューションを探していました。美しいスタイリング、超高速の読み込み時間、簡単な設定、そして手頃な価格といったクライアントのニーズを満たすものが見つからなかったため、自分たちで作ろうということになりました。Seelenbinder 氏と Wagner 氏は、独自の地図ソリューションである Stadia Maps を構築しました。

「地図データの Wikipedia とでも言える OpenStreetMap のような形で、このようなデータが存在していることを知っていましたし、そのデータを取得して使い物になる地図に変換する方法がたくさんあることも知っていました」と Seelenbinder 氏は振り返ります。Seelenbinder 氏と Wagner 氏は、約 6 か月かけてソリューションを開発した後、そのクライアントを最初の顧客として Stadia Maps をリリースしました。「私たちはすぐに、会社の基盤となる最初の顧客を多く得ることができました」と Seelenbinder 氏は語ります。

世界のどの場所なのか地図に表示する

Stadia Maps は現在、世界中の企業に、自分たちの拠点がどこにあるかを地図上に表示するサービスを提供しています。たとえば、ある企業が Web サイトに自身の拠点の地図を掲載する場合などです。Stadia Maps は、都市、町、国、道路、山、湖、川などすべての基本データを提供しています。Stadia Maps は、ルート探索とナビゲーションも提供しているため、企業の Web サイト訪問者は、訪問のスケジュールを立て、経路を確認することができます。

「当社の現在の顧客は、旅行、不動産、フィットネス、葬儀など、さまざまな業種の中小企業が中心です」と Seelenbinder 氏は語ります。「製品という観点で見ると、デザインのわかりやすさとパッケージの信頼性に重点を置いているため、インフラという点でも、データの表現という点でも、クライアントが以前使っていたソリューションよりも優れたものになっています。また、古いプロバイダーから Stadia Maps に移行する際に、移行しやすくなるように技術的な支援も提供しています」

迅速で信頼性の高いアクセス

Stadia Maps は、美しいテーマを持つ基本的な地図を提供するだけでなく、世界中のユーザーがすばやく確実に地図にアクセスできるようにするデータパイプラインとインフラも備えています。「私たちは、インフラに重点を置き、慎重に検討して決断を下しました。それが大きな違いとなって現れています」と Seelenbinder 氏は言います。「当社のインフラのおかげで、当社の製品のレベルが向上し、競合他社の価格よも 75~85% 安くできるケースもあります」

このインフラを構築するために、Stadia Maps はクラウドサービスの提携先を Linode(現 Akamai)に変更しました。両社ともに、大手プロバイダーが提供する高価格なサービスに代わって、高価値で低コストのサービスを提供するという点で、似たような理念を持っている会社と言えます。

「優れた製品を提供するだけでなく、私たちの差別化要因は、お客様への対応の仕方です。当社は、顧客のコストを削減し、突発的な出費を伴わない、月ごとに一貫性のある請求書を提出します。また、お客様の懸念に耳を傾けて真摯に対応しています」と Seelenbinder 氏は述べています。「このような価値提案には馴染みがあると思います。それはまさに、Linode(現 Akamai)がクラウド・ホスティング・プロバイダーとして提供している価値そのものなのです」

追加料金なしで標高データを提供

Stadia Maps は世界のあらゆる場所の標高を提供するために API をサービス開始しましたが、お客様はそれに伴って追加料金を支払う必要はありませんでした。「標高データは、特にランナーやサイクリストにとって、ルート計画を立てるうえで重要なデータとなります。Linode(現 Akamai のクラウドコンピューティング・サービス)のオブジェクト・ストレージ・サービスにより、価格を上げることなくこの追加機能を提供できました」

これからの展望

Stadia Maps の将来のロードマップにはどのようなマイルストーンがあるのでしょうか。「私たちは、製品、インフラ、サポート、ドキュメント、ビジネスサービスを改善するために、常に新しい道を切り開いています。私たちが望んでいることは、お客様の生活をより楽にしたいということです」と Seelenbinder 氏は語ります。そのような想いに後押しされて、Stadia Maps は地図ソリューションを作っています。

 

Stadia Maps について

Stadia Maps は、ユーザー向けに美しい地図を作成できるツールを企業に提供しています。あらゆる状況に合わせることができるように、テーマに豊富な選択肢を用意しています。Stadia Maps は、多数の言語とスクリプトに対応しているため、主要なすべての地図ライブラリと簡単に統合できます。また、ユーザーがどこにいても、より速く、より良い地図を安心して提供し続けることができるように充実したドキュメント類を取り揃えています。

 


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