Microsoft Exchange Server のゼロデイ脆弱性(CVE-2022-41040 および CVE-2022-41082)への Akamai の対応
エグゼクティブサマリー
Microsoft Exchange 製品の ゼロデイ 脆弱性に対応するため、Akamai はお客様向けに新たな App & API Protector 向けの保護をリリースしました。
概要
2022 年 9 月 29 日(木)、Microsoft Security Response Center は、Microsoft Exchange Server 2013、2016、および 2019 に影響を及ぼす 2 つのゼロデイ脆弱性に関する概要を説明した ブログ記事 を発表しました。 これらの脆弱性の CVE は次のとおりです。
Akamai Security Intelligence Group は即座に分析を行い、App & API Protector のお客様向けに保護をリリースしました。
緩和策
Akamai Security Intelligence Group は、2022 年 10 月 3 日、これらの CVE および攻撃成立後の Web シェル通信に対処するための、セキュリティ関連のアップデートをリリースしました。
Adaptive Security Engine
3000198 — MS Exchange で RCE が検知された可能性あり(CVE-2022-41040 CVE-2022-41082)
3000199 — Microsoft Exchange で Web シェルのアクティビティあり(CVE-2022-41040 CVE-2022-41082 に関連)
Kona Rule Set
3000098 — MS Exchange で RCE が検知された可能性あり(CVE-2022-41040 CVE-2022-41082)
3000099 — Microsoft Exchange で Web シェルのアクティビティあり(CVE-2022-41040 CVE-2022-41082 に関連)
まとめ
Adaptive Security Engine の「自動」モードを使用しているお客様はすでに保護されています。「手動」のお客様と App & API Protector のお客様は、脆弱な Microsoft Exchange バージョンを使用している場合、すぐに保護機能を更新する必要があります。
Akamai App & API Protector のお客様は、保護の状態を確認し、必要に応じてこれらのルールを有効にしてください。
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