最先端のクラウドへの道のり
今年の初めに、弊社は Akamai Connected Cloudを発表しました。これは、今のニーズではなく 10 年後のニーズに合わせてクラウドを設計するという、大胆なビジョンに基づいて開発されたものです。現在、弊社は、世界中での新しい拠点の開設、法人顧客向けの新サービス、 クラウドコンピューティング ・サービスのパフォーマンスを強化する改善を通じて、その取り組みを推進しています。
弊社は、最先端の分散型設計を取り入れて、クラウドに対する完全に新しいアプローチを採用し、業界の標準に挑戦しています。最先端のアプリケーションは現行の クラウドアーキテクチャ では提供できない高パフォーマンス、低レイテンシー、真のグローバルなスケーラビリティをますます必要とするようになっており、弊社は新しいアプローチによってそのニーズに対応しているのです。
新しい拠点
戦略的に配置された新しい拠点がパリ、ワシントン D.C.、シカゴに開設され、今四半期後半にはシアトルとチェンナイ（インド）でもオープンする予定です。これは、現在弊社のエッジネットワークを支えている基盤に、コンピューティング、ストレージ、データベース、その他のサービスを追加するための最初の一歩となります。これらの拠点は、スケーラブルで高パフォーマンスのクラウドリソースを実現するために、新しいアーキテクチャ設計とハードウェア構成を土台として構築されています。
全世界における弊社の クラウドコンピューティング のキャパシティを倍増することに加え、新しい拠点は既存のサービスを競合他社のインフラから自社のクラウドに移行するという、弊社の積極的な取り組みを後押しします。
新たなプレミアインスタンス
今回 Akamai は大規模な商用ワークロードに一貫したパフォーマンス、予測可能なリソースと予算割り当て、シンプルな SKU 管理をもたらす新たなプレミアインスタンスも発表しました。この新しいタイプのインスタンスは、現在利用可能なプロセッサーとハードウェアのうち、最高のパフォーマンスを発揮する組み合わせへの割り当てを保証します。
オブジェクトストレージ容量の倍増
Akamai は、オブジェクトストレージ製品の容量を 1 ペタバイトに倍増し、バケットあたりのオブジェクト数を最大 10 億にしたと発表しました。このアップグレードにより、お客様はこれまでよりも大きなデータボリュームにアクセスできるようになるため、高いスケーラビリティとパフォーマンスを備え、低レイテンシーでクラウドネイティブなアプリケーションや分析ソリューションを構築可能となります。
Akamai Global Load Balancer の導入
最後に、Akamai は、この四半期の後半に予定されている Akamai Global Load Balancer のローンチ計画も発表しました。これは Linode の買収後に計画された統合サービスの第一弾です。Akamai Global Load Balancer は、Akamai の Connected Cloud ビジョンの重要な要素です。新たに提供されるこの機能によって、トラフィックリクエストを最適なデータセンターにルーティングして、レイテンシーを最小限に抑え、Single Points of Failure を確実に排除することができます。
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本日の発表の詳細については、 ニュースルームをご覧ください。また、 Akamai Connected Cloud と Akamai のクラウドコンピューティング・サービス の詳細は、Akamai の Web サイトでご確認いただけます。
